ササット作れ、ピリ!っとした辛さがやみつきになる、ピリ辛こんにゃくを作ります。
簡単に作れて酒のお供にも最高です。
保存が効き、重宝します。
ポイントは二つ、① こんにゃくから余分な水分を抜く、② こんやくの臭み取り、です。
ポイント
- 味をしみ込みやすくするために、こんにゃくに含まれている余分な水分抜きをおこないます。方法は、ちぎって(表面積を多くする)塩をふる、味をしみ込ませる前に加熱して中にある水分を飛ばす、です。
- こんやくを固めるために石灰が使われていて、それが臭みの原因です。茹でることにより石灰成分が溶け出すことにより臭みを排出させます。大量の水で長時間加熱するのが理想ですが、さらに直接フライパンで加熱して排出させます。
作るのは、すごく簡単です。
さぁ、作っていきましょう!
材料
- こんにゃく(生芋) 4枚
- ごま油 大さじ 2
- 醤油 大さじ 4
- 酒 大さじ 4
- 味醂 大さじ 4
- にんにく 小さじ 2
- 鷹の爪 お好み
メモ
早い話、醤油 1 : 酒 1 : 味醂 1 です。
ポイント
生芋 から作られた、こんにゃくを使うようにしましょう。
理由は、こんにゃく芋粉 で作られたものと比べ、生芋 で作られたものは、細かい穴(孔)の空いた構造(多孔質)になっていて味が入りやすい為です。
調理工程は、4工程 です。
目次
こんにゃくを スプーンでちぎり、塩をふり寝かせます。
表面積を多くし、味が入りやすいようこんにゃくをスプーンでちぎります。
ちぎった、こんにゃくは 塩をふり 5分 寝かせます。
キュウリの塩もみと同じで、浸透圧 で水分が出てきます。
こんにゃくを茹で、臭みと水分を排出させます。
中火で 5分 茹でます。
フライパンで炒め、水分と臭みを抜き出します。
ごま油を入れ、ニンニクを加え加熱します。
ごま油、大さじ 4 入れます。
おろしニンニク 小さじ 2 を加え、中火で加熱します。
ごま油を入れます。 おろしニンニク
を加えます。加熱します。
ニンニクの香りがたってきたら、こんにゃくを投入し炒めます。
こんにゃくを投入し炒めることにより、中に含まれている水分と灰汁を排出させます。
ポイント
茹でることにより、臭み(灰汁)と水分抜きをしましたが、とことん抜こうとすれば 大量の水で、長時間(30分以上)茹でる必要があります。
それと同じような効果が 直接炒める ことにより得ることができます。
火力は、中火 のまま、5分 炒めることにより、かなりの 灰汁と水分抜き をおこなうことができます。
灰汁が出てくると、ネットりとこんにゃくにからみついてきます。
灰汁の臭いがしてくるとおもいますが、熱を加える事により 灰汁と水分が飛んで(蒸発)いっている印です。
こんにゃくを
投入します。炒めていきます。 灰汁が出て
きました。
こんにゃくを調味します。
火力は、中火 です。
酒 ・ 味醂 ・ 醤油 を 各 大さじ 4(60cc)加えます。
酒を加えます。 味醂を加えます。 醤油を加えます。
鷹の爪を加え、煮詰めていきます。
トウガラシは、乾燥させることにより新たな美味しさが生まれます。
辛味成分(カプサイシン) が 多い ワタ と 種 を除いて加えれば、とてもよい出汁がでます。
火は、中火 のままです。
鷹の爪を加えます。 煮詰めていきます。 だいぶ煮詰まって
きました。
投入した 調味料が1/3 になるまで煮詰めます。
中火で 約5分 で煮詰まります。
こんにゃくをよけて底が見えたら火を止め、
粗熱がとれたら 完成 です。
煮詰めます。 もう少し
煮詰めます。底がみえたら
OKです。こんな感じです。
冷蔵庫で 5日 は、保存がききます。
冷凍も可能ですが凍ると、こんにゃくから完全に水分が抜けるため
硬くなりますが、それはそれで 美味いです。
青海苔をトッピングして、山椒をかけてた ピリ辛こんにゃくは、
磯の香りがして、山椒の刺激とピリ辛が癖になります。
味がしみ込んでいて 美味しいです。
作り置きしておけば、酒のお供に最高です。
ぜひ、作ってみて下さい。
Let's make it.