晴、佐多岬に立つ。荒々しい岩礁が海に切れ落ち、ここがさいはての岬であることを実感する。展望台のおばちゃんと話をする。彼女はこの近くの半農半漁の集落の出身で施設が出来て以来、この仕事をしている、という。“ふかしたじゃがいも”とコーヒーを御馳走になる。「ここの灯台、今は無人ですが、それまでは大変でしたよ。職員さんは、この下の官舎に住んでいましたが、買い物に行くのも、医者に行くのも1日がかり、今の道路が出来る前の話ですけどね」早口になると“鹿児島弁”になるのでゆっくりと、かみしめるように話してくれた。
Googleマップ
鹿児島県肝属郡南大隅町佐多馬籠416
-
(前)佐田岬灯台
九州 晴、今日は対岸の大隅半島に渡る。山川を出て、40分、根占に到着。錦江湾を右に見ながら南下。有料道路入り口で400円(高い!)払って佐多岬へ。フェニックスの生い茂る道をアップダウンしながら20分。 ...
続きを見る