快晴、大口市街を抜け十曽川を溯る。キャンプ場を超えると道は狭くなり両側に渓谷がせまる。さらに林道を登ると奥十曽に入り、そこに“日本最大の桜の巨木”があった。幹周り10.8m、根周りは、じつに21mもあり、大蛇のような根が何本も張り出し、大地からがっちりつかんでいる。幹にはびっしり青苔が着生し、ジャングルの熱帯樹のようだ。桜という優美なイメージはほど遠い野生のエネルギーを強く感じさせる。この発見は24年前、とまだ新しく地元の学者が古老から聞いて、何年もかかって、ようやく捜しあてたという。
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鹿児島県伊佐市大口小木原十曽
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(次)指宿温泉元湯
九州 曇のち雨、台風1号が発生した、とかで天気が悪い。今日は近場にしようと思い指宿に行く。海岸沿いに近代的なホテルが立ち並ぶ温泉街を100m山手に行くと、旧い家並の筋に出る。その一角に「元湯」があった ...
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(前)曽木の滝
九州 快晴、最南端の駅「西大山駅」を後にして薩摩半島を西に向かう。開聞岳を見ながらシーサイドコースを走る。枕崎で北上、山の中に入ってゆく。大口市で川内川に出、中流にある“曽木の滝”をみに行く。途中で1 ...
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