ごぼうは地中に長くまっすぐ根を張ることから、土地に根付き安泰に代々続いていくようにと、縁起の良い食材と言われています。
繊維質も多く漢方薬として、消炎、解毒、解熱、排膿などの作用があり、駆風解毒散、消風散、柴胡清肝湯などに配合されています。
冷凍保存にも適した食材です。
何かと忙しい年末、おせちの一品として作り、ストックしておきます。
ポイントは2つ、酢水で茹でる、泥ごぼうを使う、です。
ポイント
- ポリフェノールオキシターゼ と言う酵素が多く含まれている、ごぼうは、空気中の酸素と反応し褐変してしまいます。酢水で酸化を防止します。又、酢水で茹でることで柔らかくします。
- ごぼうの水分が抜けると中に 巣 ができてしまいます。ごぼうについている 泥 は、水分が抜けるのを保護しています。泥ごぼうを使うようにしましょう。
茹でて、叩いて、和えるだけで、超簡単です。
さぁ 作っていきましょう!
材料
- 泥ごぼう 1本
- 水 300cc
- 白だし酢 大さじ 2
- 酒 大さじ 1
- 醤油 小さじ 2
- みりん 小さじ 2
- 胡麻ドレッシング 大さじ 2
- 白胡麻 大さじ 3
調理工程は、超簡単 5工程 です。
目次
ごぼうについた、泥を洗い流します。
流水を流しながら、たわしでこすれば簡単にきれいに洗えます。
丸めた アルミホイール でも OK です。使ったアルミホイールは、シンクの排水ゴミ受けに放り込んでおけば、イオン反応で ヌメリがなくなります。
フライパンに調味料を入れ、煮ていきます。
長さのある、ごぼうを煮るのは フライパン が良いです。
水、白だし酢、醤油、酒、みりん を入れ 蓋をして 中火 で 15分 煮ていきます。
調味料を入れます。 蓋をして煮ていきます。
煮あがった ごぼうを麺棒で叩き、繊維を壊します。
白だし酢 を入れて炊いたので、結構やわらかくなっています。
麺棒で軽くたたき、ごぼうの繊維質を壊していきます。
メモ
ごぼうの繊維質を壊すと、味がしみやすくなるのと、食べやすくなります。
軽く麺棒で叩きます。 こんな感じです。
ごぼうを食べやすい大きさに切り揃えます。
太いものは、四つ割 にしてカットし、食べやすい大き(5〜6cm幅)に切り揃えます。
長さをそろえておくと、綺麗に盛り付けることができます。
食べやすい大きさに切ります。 こんな感じです。
冷凍保存するため、ジップロックに詰め空気を抜きます。
ジップロックに詰める作業は、水圧を利用し空気抜きをします。
冷凍することで、細胞破壊が進みさらに食べやすくなります。
たたきごぼうは、あえて 冷凍保存 する事をお勧めします。
ジップロックに入れます。 水圧を利用して
空気を抜きます。こんな感じです。
ごぼうの味見をしたら、美味いです!
年末に解凍し、胡麻ドレッシング と 白ごま と和えていただきたいと思います。
Let's make it.
解凍して和えました。 完成しました。