今年も、まめに【勤勉で】まめに【健康で元気に】暮らせますように。
豆の食感を残し、スッキリ上品な甘さの黒豆を作ります。
最近は、すでに調理加工された 黒豆を見かけますが。昔は、お袋が正月に鍋いっぱいの黒豆を炊いてくれたものです。
お袋の味は、重曹を使わないで柔らかくせず、錆びた釘を入れないで真っ黒にせず、甘さは三温糖を使い、豆本来の食感を残した 上品な甘さ が特徴 の 黒豆 でした。
お袋の味に一歩でも近づきたいと思います。
ポイントは4つ、① 粒の大きな黒豆を使う、② 重曹は入れず、炊き上げる水の量は、豆の 6倍 で 極弱火で 長時間炊く、③ 炊く豆を空気にふれさせない、④ 甘さは、煮る豆と同量の 三温糖 を使う、です。
ポイント
- 粒の大きな豆 を使いましょう。豆が大粒になるほど美味いです。
- あんこを作るのではないので重曹は使わず、たっぷりの水 で 極弱火 で 長時間 かけ豆に熱を入れます。
- 炊いている豆が空気にふれると皮が シワくちゃ になります 。原因は、急激な温度変化 です。落し蓋 か キッチンペーパー などで 豆が空気に触れないようにします。
- 調理加工された黒豆は、日持ちするように糖分が多く甘すぎます。炊き上げる水の量が多いため、甘さの強い 三温糖 で上品な甘さにします。
豆本来の食感があり、甘さを控えた 上品な甘さの 黒豆 は、いくらでも食べられますよ!
さぁ 作っていきましょう!
材料
- 丹波ぶどう豆 250g
- 水(使う豆の 6倍) 1500cc
- 三温糖(使う豆と同量) 250g
- 醤油 小さじ 1
- 塩 小さじ 1/2
調理工程は、5工程 です。
目次
黒豆の汚れを落とし、一晩水に漬けます。
黒豆を洗い汚れを落とし、炊く豆の6倍の水 に一晩つけておきます。
漬けておいた黒豆に三温糖を加えます。
一晩つけた黒豆は、元の大きさに戻っています。
黒豆と 同分量の三温糖 を加えます。
使う黒豆が250gなので、三温糖も250g になります。
三温糖を加えたら軽く混ぜます。
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一晩つけた豆です。 -
三温糖を入れます。 -
軽くかき混ぜます。
灰汁を取り 極弱火 で煮ていきます。
中火 で沸騰 させ、出てきた灰汁を取り除きます。結構、灰汁がでます。
注意ポイント
急激な温度変化をさせると、黒豆の皮がシワになってしまいます。中火以下 で少しづつ水の温度を上げ 沸騰 させて下さい。
黒豆をキッチンペーパーで空気遮断し蓋をずらし 極弱火 に落とし 3 ~ 4時間 じっくり火を入れていきます。キッチンペーパーを使うときは灰汁も取れ重宝しますが、長時間煮ていくと紙が劣化するので様子を見て取り換えて下さい。
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沸騰させ出た灰汁を取ります。 -
結構、灰汁がでます。 -
豆が空気に触れ
ないようにして
煮ていきます。
極弱火で3時間煮たら、黒豆の硬さを確認し甘さを引き締めます。
極弱火で 3時間 経つたら 黒豆の煮え具合を確認します。
黒豆の縦方向に力を加え、軽く潰れたら奇麗に煮えています。
隠し味の 醤油 小さじ 1 加え、塩 小さじ 1/2 で甘さを引き締めます。
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豆の煮え具合を
確認します -
醤油を加えます。 -
塩を加えます。
落し蓋をして、冷ましたら 完成です。
くれぐれも、空気に触れ 急激な温度変化 で黒豆がシワにならないよう、落し蓋をして冷まします。
シワもなく奇麗に炊けました。
さっそく食して見たいと思います。
錆びた釘を入れなかったので真っ黒ではありませんが、豆の食感、上品な甘さと言い、お袋の味です!
いくらでも食べられる美味い黒豆が炊けました。
Let's make it.