秋田杉というブランドは全国的に有名ですがそのシンボル的な存在がこの2本の大杉です。どちらも『森の巨人たち100選』に選ばれています。『法内の八本杉』は高さ40m、幹周11.5m、『オブ山の大杉』は高さ34m、幹周12.4mどちらの場合も見学者は私ひとりで心ゆくまで眺め、触れることが出来ました。『オブ山』には小学生の団体が最近きたとみえて“大杉さん、もっともっと長生きして下さい。”とか“あと千年は生きて下さい”などの寄せ書きが杉の回りのロープにぶらさげてあったのですが、はたして、これ以上、長生きしたいのでしょうか。大杉は『もう疲れたよ』と言いたげに私を見おろしていました。
Googleマップ 秋田県由利本荘市東由利法内
-
(次)和賀山塊
神々の住む森 1994年、それまで見たこともないブナの巨木が発見されました。幹周り8.6mは、それまで最大とされてきた静岡県箱根山のブナ6.4mを大きく上まわるケタ外れの巨木でした。場所は奥羽山脈のど ...
続きを見る
-
(前)アガリコの森
神々の住む森 東北一の名山と言われる鳥海山(2236m)には奇妙な形をしたブナの巨木があります。人間の背丈くらいの高さに隆々とした“こぶ”ができ、そこから何本も枝が派生しています。一見、奇形とも見える ...
続きを見る