伊予路は“稔りの秋”の真最中です。見渡す限り稲穂の海の中に大クスがそびえていました。巨大な樹冠が神社全体をスッポリと覆い遠くから見ると海に浮かぶ島のように見えます。幼い頃よく見かけた古い農村のイメージが蘇ってきます。昨今、暗いニュースが続く世相の中で こういう光景に出くわすと“ほっとした気持”にさせられます。「会社を早く辞めてよかったなあ」という思いは こんな時に実感されます。会社に拘束されている間は、恐らく同じ光景を見ても何も感じなかったでしょうから。
Googleマップ 愛媛県西条市坂元甲259-1
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(次)別役の大杉
古木を訪ねて 今から420年前、土佐の武将、別役氏が戦勝祈願として杉を2本植えました。1本は大風のため倒れましたが、もう1本は順調に成長。これが“別役の大杉”とよばれるもので、物部川の支流、西ノ川の山 ...
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(前)若一王子宮の巨杉群
古木を訪ねて 全山、巨杉で埋め尽くされた広大な社に やわらかな秋の陽が降り注いでいます。1300年以上も創建の歴史が遡る このお宮は古来“縁結び”“安産”の神様として 多くの崇敬を集めてきました。今上 ...
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