ソースカツ丼は、使う ソース によって味が全然違ってきます。
20年以上前に、群馬県桐生市に 3年間 住んだことがあります。
当時食べた、「志多美屋」さんの ソースカツ丼 の味を思い出し、
ソースカツ丼 を作ってみようと思います。
味は、確か 酸味が強いソース味 だったような記憶があります。
この地域で酸味の強いソースと言えば、カープソース ですが、
お好みソースで、ウスターソースは見かけません..
そこで色々調味調合した結果、記憶にある似た ソース味にたどり着きました。
早速、作っていきましょう!
材料
- 豚ヒレ肉 200g
- 千切りキャベツ 100g
- 白米 2合
- 塩・胡椒 少々
- 卵 2個
- 小麦粉 適量
- パン粉 適量
ソース
- カゴメウスターソース 大さじ 2
- ケチャップ 大さじ 1/2
- おたふくソース 大さじ 1/2
- 白だし 小さじ 1/2
- 味醂 大さじ 1
- 砂糖 小さじ 1
- 赤ワイン 大さじ 2
調理工程は、5工程 です。
目次
ソースを調合し電子レンジで、アルコールを飛ばします。
ウスターソース ・ オタフクソース ・ ケチャップ ・ 白だし ・ 味醂 ・ 砂糖 ・ 赤ワイン を調合します。
ラップをかけず、電子レンジ 600W で 3分 加熱しアルコールを飛ばします。
豚ヒレ肉をカットし、塩胡椒します。
豚ヒレ肉を、1cm幅 にカットします。
肉の繊維を、肉たたきで、たたいて 5mm幅 に伸ばします。
ポイント
肉たたきが無ければ、包丁のミネ側を使い叩いて伸ばしてください。
この一手間で、肉の柔らかさが違ってきます。
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カットします。 -
肉を柔らかく
伸ばします。 -
こんな感じです。
軽く 塩胡椒 で下味をつけます。
下味をつければ、人はうま味を感じます。
* 振りかけやすいよう、味の素の容器を使っていますが、中身は アジシオ です。
ポイント
振りかける塩の量は、材料の 1% です。
肉の量が 200g なので、2g(約小さじ 1/3)になります。
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塩少々。 -
胡椒少々。
肉に衣をつけます。
肉に小麦粉をまぶし、余分な粉はハタキ落とします。
ここに注意
ここで余分な粉をハタキ落としていないと、揚げたときハガレの原因になります。
ハタイて肉になじませましょう。
パン粉づけは、薄くパン粉を敷いた上に肉を乗せ、
必要量、肉の上からかけるのが 無駄がないです。
溶き卵は、からめやすいように多めに作った方が楽です。
余ったら醤油を加え、卵かけにしています。
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小麦粉をまぶします。 -
溶き卵をからめます。 -
パン粉をつけます。 -
こんな感じです。
160度で肉を揚げます。
衣を焦がさず、肉の中まで火を入れたいので 160度 で揚げていきます。
ポイント
低い温度 160度 で揚げる理由は、
中まで火が通るまで時間がかかる為、衣に火が入りすぎ焦げるのを防ぐ のが目的です。
高温で火を通すと肉のタンパク質の繊維のチジミが早く硬くなってしまいます。
160度 でゆっくり火を入れていくことにより、硬く(チジミ)なっていくのを押さえます。
ここに注意
衣のハガレ原因になりますので、投入したすぐは触らない ようにしましょう。
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揚げていきます。 -
油の温度は
160度です。 -
ひっくり返します。
揚がったら取り出します。
揚がってきたら 泡が小さくなる とともに、肉の水分が抜け 浮き上がってきます。
肉からでた 灰汁 と 浮いたパン粉 を掃除します。
油面に一部をつけ、油切をおこないます。
ポイント
液体の表面張力 を利用し下面の一部を浸けると、
衣内の油が吸い取られ 油を効率よく切ることができます。
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もう少しで
揚がります。 -
灰汁・パン粉を
掃除します。 -
油切をして
取り出します。
衣にソースを吸わせます。
冷えたら肉が硬くなってしまいます。
揚げあがったら直ぐにソースを吸わせ、千切りキャベツを乗せた丼に乗せたら 完成 です。
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ソースを吸わせます。 -
こんな感じです。
冷えて肉が硬くならないうちに頂きましょう。
完璧に 志多美屋 さんの ソースの味ではありませんが、
これはこれで、ブチ(たいへん)美味いです!
揚げカツに、ソースを吸わせるだけのシンプルな料理ですが、
また食べたい!と癖になります。
大阪の串カツを 丼に乗せて食べても、美味いと思います。
今度、串カツ丼 を作ってみようと思います。
短時間で簡単にでき、美味いです。
ぜひ、作ってみて下さい。
Let's make it.