島の北部にある湖に行く。アイヌの「乙女の涙」が雫となって水海になったという伝説がある。周囲はミズバショウの湿原になっており、放牧の牛がのんびり草を食む。木製の通用門を開けると遊歩道が湿原の中に続いている。中には誰もいない。座って“おにぎり弁当”を食べる。風にそよぐミズバショウの大群落。こんな大自然の中で、ひとり時を過ごす。これこそ“ぶらり旅”の醍醐味だろう。団体旅行やツアーでは、まず味わえない歓びである。
Googleマップ 北海道礼文郡礼文町船泊村
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(次)桃岩荘ユースホステル
北海道 桃岩展望台に行く。高さ250mの大岩璧の上から見る日本海は格別である。海から吹く風が気持ちいい。丘陵は一面の“お花畑”でトレッキングする人達がケシ粒のように小さく見える。この大岩璧の直下に有名 ...
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(前)礼文島
北海道 曇、時々晴、6時出発、礼文島に渡る(片道バイク込みで4410円)稚内から2時間の船旅だ。利尻富士が残雪を戴いて海上にそびえている。島に着いてすぐ南の方に走る。フェリーターミナルの周辺にはホテル ...
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