曇、時々晴、6時出発、礼文島に渡る(片道バイク込みで4410円)稚内から2時間の船旅だ。利尻富士が残雪を戴いて海上にそびえている。島に着いてすぐ南の方に走る。フェリーターミナルの周辺にはホテルや民宿が集まる観光地の顔だがすぐに漁村風景に変わる。新築の家と古い番屋風のバラックが混在し、おもちゃ箱をひっくり返したようなモザイク模様を見せている。やがて行く手に大岩壁が現れ道はそこで途切れる。ここが礼文島の最南端で、ここから最北端のスコトン岬まで西海岸は断崖絶壁の連続だという。“花の浮島”という幻想的なイメージとは別の“荒寥とした大自然”を見せ付けられたおもいだ。
Googleマップ 北海道礼文郡礼文町
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(次)久種湖
北海道 島の北部にある湖に行く。アイヌの「乙女の涙」が雫となって水海になったという伝説がある。周囲はミズバショウの湿原になっており、放牧の牛がのんびり草を食む。木製の通用門を開けると遊歩道が湿原の中に ...
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(前)オロロン街道
北海道 天塩から稚内までの海岸線68キロはオロロン街道と呼ばれる。信号は数えるほどしかなくほぼ一直線の道が続く。さすが北海道。こんな道は四国や九州にはない。通る車は100キロ以上のスピードで走る。こち ...
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