メキシコに行ったとき、ウミガメのスープ というものを食したことがありますが..
クジラ肉のような味で美味い物ではありませんでした。
日本では、スッポン と言う亀が食べられていて、昔は野生のスッポンしか手に入らなく、需要と供給の関係で高価な食べ物でした。
最近は養殖技術が進み、庶民でも口にすることができる価格にて、手に入るようになっています。
アマゾンでもネット購入できるようです。
爺さんは、地元の養殖業者から取り寄せて食ました。ウミガメとは、全然違い美味いです!
例えていったら、ゼラチン質が多い、クセのない鶏肉の味 です。
小骨についた肉をしゃぶりながら、ちびちび食べるのも美味い物です。
ポイントは3つ、あります。① ケチらないで 酒はたっぷり使う。② 体が温まる 生姜をたっぷり使う。③ ネギは焼いてから加える。です。
ポイント
- 日本酒は、貝にふくまれている(コハク酸)、昆布に含まれている(グルタミン酸)、しじみに含まれている(アラニン)など多く含まれている旨みの固まりです。ケチらず大量に使いましょう。
- 生姜には、ジンゲオール(辛み成分)が多く含まれ、これがピリピリの原因ですが、熱を加えると ショウガオール に変わり辛みが消え、血流を高め体をポカポカさせます。たっぷり加えましょう。
- ネギはスッポンとよく合います。焼いて香ばしさ(メイラー反応)をつけ加えましょう。
芯から体が温まるスッポン鍋、
さぁ 作っていきましょう!
材料
- スッポンの切り身 170g
- 甲羅コラーゲンスープ 200ml
- 昆布出汁 300ml
- 酒 300ml
- 醤油 大さじ 2
- 生姜スライス 小1個
- 長ねぎ 1本
- 椎茸 3枚
- 春菊 3ワ
- 豆腐 半丁
調理工程は、4工程 です。
目次
出汁昆布・酒・生姜スライス でスープの素を作ります。
出汁昆布は、300ml の水に 30分 浸けておき、中火 で加熱し 沸騰する直前に取り出します。詳しくは、便利な出汁昆布 記事を参照ください。
酒を同量の 300ml 加え アルコールを飛ばします。
スライスした生姜を、たっぷり加え 中火 で 5分加熱します。ジンゲオール が ショウガオールに変化 し辛みが消えます。
洗ったスッポンの切り身を加えます。
スッポンの切り身についている、血を洗い流します。
注意ポイント
ワインと血を割って飲みますが鍋にする場合、肉に血がついていると臭みの原因なります。流水 で洗い流して下さい。
灰汁が大量に出てきます。このタイミングで、生姜と一緒に取り出しましょう。
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切り身を加えます。 -
生姜と灰汁を
取り除きます。
焼いたネギを鍋に加えます。
焼きネギは、フライパンに少量の油を引き 強火で加熱させ、焦げ目をつけていきます。油を加えないと焦げ目がつかないため 少量 加えて下さい。
甲羅コラーゲンスープを加え 醤油で味を決めたら完成です。
ネギに火が通ったら、甲羅コラーゲンスープを加えます。
最後は、醤油で味を決めます。大さじ 2 加えましたが、味を見ながら加えて下さい。
味が決まったら 完成 です。椎茸、春菊、豆腐 など お好みの野菜を加え食しましょう!
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甲羅コラーゲンスープ
を加えます。 -
醤油で味を決めます。 -
大さじ2加えました。
ゼラチンたっぷりで、小骨についた肉をしゃぶりながら、食べるのは温まります。濃厚な鶏肉 のような味で美味いです。
又、焦げ目をつけたネギが良い仕事をしています。
スープが信じられないくらい美味いです。
体がポカポカしてきました。体を温める生姜の効果は絶大です。
Let's make it.
残ったスープで 締めの雑炊 を作りました。いくらでも食べれます!
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洗い米を加えます。 -
卵を加えたら完成です。